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NO.2
カ ラ 回 り
この頃何かの集まりに出かけて行くと、見知った顔がチラリホラリ講師の先生には直接面識が無くても、帰りがけには誰かしらとおしゃべりして、充実した気分で家路につきます。
でも数年前は違っていました。現在18歳の息子が小学生の頃、友達のいじめで孤立し、不登校に至ったときの私は、まったく気持ちに余裕がありませんでした。
今思えばひどい母親でしたが、当然のごとく行くべき(と思っていた)学校へ行かない(本当は行けない)息子に腹を立て、夫も巻き込んで息子の根性をたたき直そうとして、無理解な担任教師とともに息子を追いつめたあげく、本人の気持ちなど思いやるどころか、動かぬ息子を重荷に感じたりまでしたのです。
本当に、本人が大変なのか、私が大変なのか、誰の問題かわからなくなるほど混乱、息子の問題を先取りしてカラ回りしていたのでした。
でも、息子を連れて行ったクリニックで、母親の私に問題があるといわれてビックリ。何のことかわからないまま、親の会に入って他の人の話を聞くうちに、自分が「学校」や「勉強」や「友達」や「人生の中で大切な物事」などについて、誤解や思い込み、決めつけをしていたことに気づかされたのです。「〜する方が良い」が「〜しなければダメ」にすりかえられ、そうできないことに傷つき苦しむ。
でもそれが考え方次第だと本当に思えたとき、私の家族みんなの気持ちが楽になったのです。そして“待つ”ということ、“信じる”ということの意味がようやく見えはじめてきたのでした。この2つはとてもむずかしくて、頭でわかっていても気持ちがついていかないことが多く、本当にふっ切れるまでずい分時間がかかりました。
でも、気づけて良かった、いろんな人たちと出会い、ささえられ、今元気で前向きに生きているMy Family、そして、いろんな人たちといろんな所でまた会うのを楽しみにしている今日この頃です。
感謝!感謝!!何かある時はいつでも声をかけて下さいね。
のんこさんより
フリースクール西の平通信11号
(2000年3月24日発行)よりTOPへ